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- 舘野 佑樹
- 三宅村中央診療所
書誌事項
- タイトル別名
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- Oxycodon for pruritus in jaundice due to hepatocellular carcinoma
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抄録
【症例】肝臓がんによる黄疸の難治性掻痒感に対してオキシコドンが著効した,59歳男性の1治療例につき報告する.【考察】掻痒感は悪性腫瘍の合併症として,時に問題となる.掻痒感の発生機序は依然不明な点が多いが,内因性オピオイドやオピオイドレセプターが病態に関わっていることが示唆されている.掻痒感のない患者へのオキシコドンなどμオピオイドレセプターアゴニストの全身投与の副作用として掻痒感が知られている.しかし,オキシコドンはμオピオイドレセプターに結合しても内因性オピオイドより弱い活性しかもたないため,内因性オピオイド活性が亢進した状況で投与されると相対的な拮抗薬として作用し,止痒作用を発揮したと考えられる.本症例報告をもとに,悪性腫瘍による黄疸の掻痒感の病態と治療につき新しい知見が得られることを期待する.
収録刊行物
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- Palliative Care Research
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Palliative Care Research 9 (4), 510-513, 2014
日本緩和医療学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680233558016
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- NII論文ID
- 130004705353
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- ISSN
- 18805302
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可