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- 坪井 良治
- 東京医科大学
書誌事項
- タイトル別名
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- マラセチアゾク シンキン ト ソノ カンレン ヒフ シッカン
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抄録
マラセチア(Malassezia)はヒトの皮膚に常在する脂質要求性の二形性真菌で,歴史的変遷を経て現在13菌種に分類されている.非培養法を用いた解析ではM. globosaとM. restrictaが主要分離菌種である.マラセチアが関連する皮膚疾患としては,癜風,マラセチア毛包炎,脂漏性皮膚炎,アトピー性皮膚炎などが挙げられるが,最近の研究から,癜風やマラセチア毛包炎はマラセチア感染症といえるが,脂漏性皮膚炎はマラセチアが発症,増悪に深く関与した疾患であり,アトピー性皮膚炎においては特異IgE抗体が上昇し,増悪因子のひとつであると考えられる.新しい分類による各菌種の病態ならびに病原的意義は必ずしも明確になっていないので,今後さらに研究が必要である.
収録刊行物
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- 日本皮膚科学会雑誌
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日本皮膚科学会雑誌 119 (2), 163-171, 2009
公益社団法人 日本皮膚科学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205736576512
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- NII論文ID
- 130004708660
- 40016486778
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- NII書誌ID
- AN00196602
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- ISSN
- 13468146
- 0021499X
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- NDL書誌ID
- 10180081
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可