壊死性筋膜炎の診断・予後評価におけるLaboratory Risk Indicator for Necrotizing Fasciitis(LRINEC)scoreの有効性
書誌事項
- タイトル別名
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- Early Diagnosis Using the Laboratory Risk Indicator for Necrotizing Fasciitis (LRINEC) Score
- エシセイキン マクエン ノ シンダン ヨゴ ヒョウカ ニ オケル Laboratory Risk Indicator for Necrotizing Fasciitis LRINEC score ノ ユウコウセイ
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抄録
壊死性筋膜炎は,致死率の高い疾患で,予後の改善には早期診断が重要である.壊死性筋膜炎の診断は特徴的な皮膚所見,試験穿刺所見,画像所見などから総合的に行われるが,近年,血液生化学検査データをもとにしたLRINEC scoreが補助的な診断ツールとして提唱されている.そこで自験例の壊死性筋膜炎9例と蜂窩織炎35例についてretrospectiveに,LRINEC scoreを用いて検討した.その結果,壊死性筋膜炎患者のLRINEC score(平均8.1±1.0点)は蜂窩織炎患者(平均1.7±0.3点)に比較して有意に高値であった.また,壊死性筋膜炎と診断するためのcut off値を6点以上と設定した場合には,LRINEC scoreの感度,特異度はそれぞれ100%,97%と優れたものであった.以上より,LRINEC scoreは壊死性筋膜炎の診断において有用であると考えられた.
収録刊行物
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- 日本皮膚科学会雑誌
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日本皮膚科学会雑誌 120 (12), 2407-2412, 2010
公益社団法人 日本皮膚科学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680712416512
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- NII論文ID
- 130004708717
- 10030407888
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- NII書誌ID
- AN00196602
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- ISSN
- 13468146
- 0021499X
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- NDL書誌ID
- 10887804
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可