不凍化タンパク質変異体と氷核を含む水の分子動力学解析

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タイトル別名
  • Molecular dynamics analysis for water with a mutant of antifreeze protein and an ice nucleus

抄録

不凍化タンパク質の氷結晶成長抑制作用は、食品の冷凍技術の改良、医療での臓器の保存、蓄冷システムなどの分野において注目されている。ある実験によると、不凍化タンパク質のトレオニン残基をセリン残基に組み替えた変異体では不凍活性が見られなかった。しかし、そのメカニズムは不明である。そこで本研究では、不凍化タンパク質の変異体を模擬するモデルと氷核を含む水の分子動力学解析を行った。その結果、トレオニン残基とセリン残基の違いによって、周りの水分子に与える影響が異なることを確認した。

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001205588141312
  • NII論文ID
    130004729575
  • DOI
    10.11368/nhts.2008.0.258.0
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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