書誌事項
- タイトル別名
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- STUDY ON BASIC PROPERTIES OF CONCRETE USING MELT-SOLIDIFIED SLAG PRODUCED IN MIYAZAKI PREFECTURE
抄録
本研究では、宮崎県中央部10市町村で発生する一般廃棄物および産業廃棄物のうち、可燃ごみを焼却処理して得られる溶融スラグをコンクリート用細骨材として適用するための基礎的検討を行った。室内試験の結果、スラグ置換率25%までであれば、溶融スラグ細骨材を用いたコンクリートのフレッシュ性状、力学特性および耐久性は普通コンクリートと同等以上となること、また、スラグ置換率を大幅に高める場合にはフライアッシュの併用が効果的であることが明らかとなった。さらに、実工場にて溶融スラグ細骨材を用いたプレキャストコンクリート製品を試作し、スラグ置換率30%までの範囲で、その耐荷性能および環境影響に問題のないことを確認した。
収録刊行物
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- Cement Science and Concrete Technology
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Cement Science and Concrete Technology 65 (1), 268-275, 2011
一般社団法人 セメント協会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204830226176
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- NII論文ID
- 130004745688
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- ISSN
- 21873313
- 09163182
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可