“Optical Bleach Plant”

書誌事項

タイトル別名
  • Optical Bleach Plant
  • Optical Bleach Plant : インライン光学式測定によるパルプ工程制御
  • Optical Bleach Plant : インライン コウガクシキ ソクテイ ニ ヨル パルプ コウテイ セイギョ
  • -Pulping Process Control by In-Line Optical Transmitter-
  • ―インライン光学式測定によるパルプ工程制御―

この論文をさがす

抄録

パルプ工程は,製紙プロセスのコストの中で最も大きな比率を占める部分であり,この工程での小さな変動が製紙プロセス全体の品質,コストに大きな影響を与えてしまうこともある。そのためパルプ工程に課される要求は高まる一方である。<BR>この高まる要求を満たすため,BTGでは“Optical Bleach Plant”という新コンセプトの下,パルプ工程制御を高効率,高精度で行う製品開発,販売を行っている。その中の一つとして,インラインでパルプの持つ総リグニン量を測定する機器を開発した。<BR>本文ではその有用性,設置例及び利益改善額を説明する。<BR>具体的には,“Optical Bleach Plant”に基づきプロセス改善を行った各社で,以下の結果を出すことに成功した。<BR>1)漂白コストが全体で5~7%減少<BR>2)パルプ1トン当たり200~600円の利益改善<BR>3)オンラインカッパー計設置より設置費用及びメンテナンスコストが減少<BR>4)プロセス内の“見える化”実現

収録刊行物

  • 紙パ技協誌

    紙パ技協誌 68 (2), 154-156, 2014

    紙パルプ技術協会

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ