腸管洗浄液からランブル鞭毛虫が検出された肝膿瘍の1例
書誌事項
- タイトル別名
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- A CASE OF GIARDIASIS DIAGNOSED BY THE PRESENCE OF TROPHOZITE IN INTESTINAL WASHING DURING COLONOSCOPY WITH LIVER ABSCESS
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抄録
症例は43歳の日本在住16年になるパキスタン国籍の男性.腹痛と発熱で当院を受診した.体温39.4℃.血液生化学所見でWBC,CRPの上昇,肝・胆管系酵素の上昇を認めた.CTで肝に多発膿瘍を認めた.抗生剤で治療を開始したが改善なく,第3病日に膿瘍を穿刺した.培養結果は陰性で,アメーバも検出しなかった.ドレナージ後は解熱し,血液所見も正常化した.大腸内視鏡検査で,右側結腸に小潰瘍が多発していた.このとき洗浄液から,ランブル鞭毛虫を検出したため,メトロニダゾールの内服を開始した.退院後のCTでは膿瘍の縮小を認め,大腸内視鏡検査では盲腸の潰瘍性病変は消失し,ランブル鞭毛虫は検出しなかった.
収録刊行物
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- 日本消化器内視鏡学会雑誌
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日本消化器内視鏡学会雑誌 57 (2), 165-169, 2015
一般社団法人 日本消化器内視鏡学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204221419008
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- NII論文ID
- 130004811862
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- ISSN
- 18845738
- 03871207
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可