UBMS法によるTiCNコーティング工具の難削材切削特性

書誌事項

タイトル別名
  • Cutting characteristics of difficult-to-machine materials by TiCN-Coated end mills deposited by UBMS method
  • UBMS法によるTiCNコーティング工具の難削材切削特性 : カーボン添加方法の影響
  • UBMSホウ ニ ヨル TiCN コーティング コウグ ノ ナンサクザイ セッサク トクセイ : カーボン テンカ ホウホウ ノ エイキョウ
  • —Examination of the carbon addition method—
  • —カーボン添加方法の影響—

この論文をさがす

抄録

アンバランスドマグネトロンスパッタ法(UBMS法)によるTiCNコーティングエンドミルの作製において,カーボン添加方法(グラファイトスパッタ,CH4ガスおよびC2H2ガス)が膜の機械的性質および構造に及ぼす影響を明らかにするとともに,難削材の一つであるオーステナイト系ステンレス鋼(SUS304)の切削に適用した.いずれのカーボン添加方法においても,カーボン含有量の増加とともに摩擦係数が低下する.また,CH4ガスでカーボンを12at%添加させた場合に,高い硬さと低い摩擦係数が得られる.SUS304の乾式側面加工において,CH4ガスでカーボンを12at%添加させたTiCNコーティングエンドミルは低い切削抵抗を示し,逃げ面摩耗の進行を抑制できることを明らかにしている.

収録刊行物

関連プロジェクト

もっと見る

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ