画像診断の役割とTG13の特徴
書誌事項
- タイトル別名
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- Sonographic Diagnosis of Acute Cholecystitis and Cholangitis
- ─超音波画像を用いて─
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抄録
TG13における超音波画像診断について概説した。胆囊炎では胆囊腫大,壁肥厚,結石,デブリエコーに加えてsonographic Murphy signを基本的な超音波所見とした。またより重症な胆囊炎を示唆する所見として胆囊周囲低エコー域や胆囊粘膜剥離,気腫性胆囊炎,壊疽性胆囊炎があげられる。一方胆管炎の超音波診断は胆管拡張や結石,腫瘍などの間接的所見の描出にとどまることが多く,必ずしも良好な診断能とはいえないと思われた。これらに胆囊炎胆管炎の基本的な超音波所見に変更はないが,機器の改良によりさらに明瞭な所見が得られるようになったことから,TG13ではほぼすべての画像を刷新している。
収録刊行物
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- 日本腹部救急医学会雑誌
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日本腹部救急医学会雑誌 34 (3), 633-636, 2014
日本腹部救急医学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204736772608
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- NII論文ID
- 130004890811
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- ISSN
- 18824781
- 13402242
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可