変数参照関係を用いた関数型プログラムのコードリーディング支援

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タイトル別名
  • Code Reading Assistance for Functional Programming based on Variable Def-use Relationships

抄録

既存のプログラムを再利用したり,複数人でプログラムを開発したりする際など,コードを読み内容を理解する必要に迫られることは少なくなく,これを支援するツールが求められる.本論文では,関数型プログラム向けのコードリーディング支援ツールの試作について報告する.我々の試作は,関数型プログラムはデータフローによって計算を行っており,データフローは変数に代表される名前の依存関係によって表現される,との洞察に基づいている.これをふまえ,本試作は,コンパイラを用いて名前の依存関係を取得し,その情報を以下の2つの機能として提示する.1つは,名前の参照位置からその定義位置へエディタ上でカーソルを移動させる機能である.これはデータフローを追跡するのに役立つ.もう1つは,変数や関数の依存関係をもとにファイル間の依存関係を可視化する機能であり,これにより各モジュールがどのモジュールで定義された資源を利用しているかを直感的に把握できる.

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001204738653056
  • NII論文ID
    130004892318
  • DOI
    10.11309/jssst.32.1_194
  • ISSN
    02896540
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
    • KAKEN
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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