自家静脈で血行再建を行った巨大脾動脈瘤の1 例

• 山川 智士

• 阿部 慎司

書誌事項

タイトル別名

• A Case of Giant Splenic Artery Aneurysm Treated with Reconstruction Using Autologous Vein Graft

抄録

要旨：症例は76 歳，女性。高血圧で通院中の前医で行ったCT 検査にて最大径58 mm の脾動脈瘤を指摘された。動脈瘤は脾動脈のほぼ中間部にあり，左肋弓下で開腹して流入部と流出部の脾動脈を大伏在静脈でバイパスしたのち，瘤を切開し血栓を除去した。術後は脾梗塞，膵炎などの合併症なく経過良好であった。瘤壁の病理組織学的検査では動脈硬化性変化を認めた。

収録刊行物

• 脈管学

  脈管学 55 (1), 9-12, 2015

  日本脈管学会

キーワード

• splenic artery aneurysm
• saphenous vein graft

詳細情報

• CRID: 1390282679879490432
• NII論文ID: 130004903437
• DOI: 10.7133/jca.14-00035
• ISSN: 18808840
• ISSN: 03871126
• Web Site: https://search.jamas.or.jp/link/ui/2015236574
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • JaLC
  • Crossref
  • CiNii Articles
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可