個人の満足と不満に配慮したグループ区間AHP

書誌事項

タイトル別名
  • Group Interval AHP Considering Satisfaction and Dissatisfaction of Individuals

抄録

本研究では,個人が与える代替案に関する一対比較行列に区間AHPを用いて,個人の考えを区間ウェイトとして求め,それらを近似することでグループの決定を導く.グループの決定と個人の考えは共に区間ウェイトで表され,それらの端点の誤差を個人の満足と不満として定義する.個人は,グループの決定が,自身の考えと重なっていれば満足し,齟齬があれば不満を抱く.したがって,グループの決定を,いずれの個人の考えとも共通する範囲(満足)があることを条件とし,この最大化と同時に,個人の考えが支持できない範囲(不満)の最小化を行うことにより求める.

収録刊行物

  • 知能と情報

    知能と情報 26 (6), 873-880, 2014

    日本知能情報ファジィ学会

参考文献 (14)*注記

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282680162320768
  • NII論文ID
    130004934169
  • DOI
    10.3156/jsoft.26.873
  • ISSN
    18817203
    13477986
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • Crossref
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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