移行諸国の汚職水準とその決定要因

書誌事項

タイトル別名
  • イコウ ショコク ノ オショク スイジュン ト ソノ ケッテイ ヨウイン

この論文をさがす

抄録

本稿の目的は,旧社会主義移行諸国の汚職水準とその決定要因を実証的に分析することにある。筆者らの行った汚職水準の決定要因に関するパネル回帰分析は,先行研究が示唆する他の潜在的影響因子をコントロールした上でも,移行国政府の市場化政策,法の支配及び民主主義的政体の樹立に向けた構造改革の進捗度,即ち,体制移行諸政策の進展度が,当該国の汚職水準に決定的に重要な影響を及ぼしていることを実証した。

収録刊行物

参考文献 (9)*注記

もっと見る

関連プロジェクト

もっと見る

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ