自然軽快したcap polyposisの1例

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  • A case report of cap polyposis with spontaneous remission

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抄録

患者 : 55歳,女性。過敏性腸症候群として加療されていたが,2001年2月頃より粘血便が頻回となり,左下腹部痛が出現したため当科に入院。大腸内視鏡検査にて直腸には平盤状隆起,S状結腸にはタコいぼ状隆起や強い発赤斑を認めた。平盤状隆起の生検で,cap部の化膿性滲出物,炎症性肉芽組織,軽度の線維筋症を認め特異な内視鏡像とあわせcap polyposis(CP)と診断した。排便習慣の是正により症状が軽快したCPの1例を経験したので報告する。

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被引用文献 (1)*注記

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