固有値解析によるテンセグリティの形状設計と安定性条件

DOI
  • 大崎 純
    京都大学大学院工学研究科建築学専攻
  • 張 景耀
    京都大学大学院工学研究科建築学専攻

書誌事項

タイトル別名
  • Eigenvalue Analysis for Shape Design and Stability Conditions for Tensegrity Structures

抄録

テンセグリティ構造は,張力のみを負担するケーブルと,圧縮力を主に負担するストラットで構成され,ケーブル部材に張力を導入することによって自己釣合状態を維持する構造物であり,張力と形状が連成するので,形状設計は極めて困難である。本研究では,Force Density Methodに基づく手法を拡張し,固有値解及びスペクトル分解によって退化しない形状をシステマティックに生成する手法を提案する。さらに,線形剛性行列と幾何剛性行列の固有値と固有ベクトルによって,構造の安定性を判定するための指標を定式化する。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001205592436864
  • NII論文ID
    130005020529
  • DOI
    10.11345/japannctam.55.0.46.0
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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