建築用漆喰のインベントリ分析

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タイトル別名
  • Inventory Analysis of Lime Plaster for Architecture

抄録

漆喰は消石灰を主成分とする左官材であり、使用中に大気中のCO2を吸収し硬化する。漆喰製造までのインベントリ分析を実施し、モルタル壁との環境負荷の比較を行った。CO2吸収を考慮した場合の漆喰製造までのCO2排出量とLIMEによる予測被害額は吸収を考慮しない場合に比べて、それぞれ56%および35%小さかった。漆喰壁がCO2を吸収することとモルタル壁は補修が必要であることを考慮すると、漆喰壁の予測被害額はモルタル壁のそれの51%であった。

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001205661811328
  • NII論文ID
    130005032488
  • DOI
    10.11539/ilcaj.2007.0.135.0
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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