高分解能RBS法による[C<SUB>n</SUB>MIM][TFSI]表面の分析

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タイトル別名
  • Surface Analysis of [C<SUB>n</SUB>MIM][TFSI] by high-resolution Rutherford backscattering spectroscopy

抄録

高分解能RBS法を用いて、イオン液体[CnMIM][TFSI] (n=2,4,6)の表面の深さプロファイルを測定した。カチオンのアルキル鎖が短いとき(n=2)はアニオンのフッ素が最表面に偏在する傾向が見られたが、アルキル鎖が長くなるともにその傾向が弱まり、代わって炭素が表面に偏在する傾向が強くなった。このことはアニオンのアルキル鎖が真空側を向いて配向していることを示している。

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001205677596288
  • NII論文ID
    130005037876
  • DOI
    10.14886/sssj2008.30.0.100.0
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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