北海道の北東部トドマツ林におけるマツタケシロの10年経過後の状況
書誌事項
- タイトル別名
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- Situation after 10 years of the colonies of <i>Tricholoma matsutake</i> in the Todo fir (<i>Abies sachalinensis</i>) forest in the northeast of Hokkaido
抄録
村田らは、1992~2000年に北海道北東部のトドマツ林において、マツタケの発生調査を行うとともに、マツタケ発生環境の改善を目的に除間伐、腐植層除去などを行った。この際、子実体の発生位置およびB層上面に露出させたマツタケの菌糸層先端部の位置から目視でシロ先端部を決め、調査区A(20m x 50m)では29個、調査区B(25m x 40m)では13個のシロが確認された。<br> 2011年に、10数年経過した調査地の状況を把握するため、マツタケのシロを探索した。2000年当時の資料を基に、シロの大まかな位置を推測し、近傍の表土を除去し目視でマツタケのコロニーを判断し、異なる数方向の先端部を決めた。また、温度記録計を深度10cmの土壌中に埋設し、温度変化を測定した。その結果、調査区Aでは25個、調査区Bでは9個のシロを確認した。本州アカマツ林での報告に比べ、本調査地におけるシロの成長は遅く、その一因として積算温度が少ないことが考えられた。<br> 【引用文献】村田ら(2001)北林試研報38:1-22
収録刊行物
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- 日本森林学会大会発表データベース
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日本森林学会大会発表データベース 124 (0), 321-, 2013
日本森林学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680682678400
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- NII論文ID
- 130005048444
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可