航空機LiDARデータによる森林資源管理システムの開発

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タイトル別名
  • Development of the forest resource management system using LiDAR data.

抄録

 LiDARデータによる樹木情報の計測手法と樹冠形状モデルを核とした単木単位での空間配置を考慮した林分因子モデルを組み合わせることで、広域を対象に詳細な単木情報を取得可能な森林資源管理システムの開発を行った。本研究では開発したシステムを活用し単位面積当たりの立木本数(DTNM)、平均樹高(DTHM)を算出し、相対幹距比に基づく要間伐林抽出指数、収量比数、地位指数を算出の上、DTMデータから様々な地形因子の算出、路網データの抽出による地利級の評価を行った上で作業級の再区分を試行した。このシステムにより広域についてより詳細に森林資源モニタリングを行うことができ、森林管理や森林計画を画期的に高度化させる可能性を持っている。今後は本研究の成果をもとに、樹冠形状モデルを核とした単木単位での空間配置を考慮した成長予測モデルをシステムに取り込み成長予測までを行う総合的な森林資源管理システムに改良する。

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282680682991872
  • NII論文ID
    130005048551
  • DOI
    10.11519/jfsc.124.0.419.0
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
    • KAKEN
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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