日本のハーベスタに要求される情報技術機能の検討
書誌事項
- タイトル別名
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- Study of information technology functions that are required for harvester of Japan.
抄録
ハーベスタの高機能化が進んでいる。測尺,測径精度の向上に加え,幹曲線を元にした採材支援を行える機種がある。さらに通信機能を備えて需要側の要求を伐採作業に反映することが海外で行われている。日本でハーベスタの情報技術を利用するにあたり,現状の問題点を聞き取り調査し,伐採業者が必要としている機能を検討した。 現状では需要側あるいは発注側から生産現場に要求伝達する頻度は少なく,作業開始時に採材寸法や目標生産量が決まっていることが多い。通信機能とそれに伴う採材支援機能を生かすには,ハーベスタ以外のインフラが整備されることが必要である。特に採材寸法が多種類となる場合は土場での仕分けを省く自動選別機の整備が不可欠であろう。 ハーベスタによる正確な生産量の把握は可能で生産側でも必要とされている。しかし,末口自乗法の計算式や径の括約,余尺切り捨てには対応しておらず,表示材積が114%多い例もあり差が大きい。ハーベスタのデータを検収に利用できる仕組みを構築する必要がある。また,現状のデータ利用では椪毎の材積に位置情報を付加すれば,フォワーダオペレータの作業支援に利用可能であり,その要望も複数存在していた。
収録刊行物
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- 日本森林学会大会発表データベース
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日本森林学会大会発表データベース 124 (0), 777-, 2013
日本森林学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680683667584
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- NII論文ID
- 130005048948
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可