国立公園制度を通じたナショナル・ヘリテージの創出

• 岡田 真弓

  慶應義塾大学文学研究科後期博士課程

書誌事項

タイトル別名

• Invention of the National Heritage through the National Park System
• Heritazation of Archaeological Sites in Israel
• イスラエルにおける考古遺跡の遺産化

抄録

本発表は、国立公園制度を通じて行われた考古遺跡の遺産化の検討を通じて、国策としての文化遺産マネジメントの政治性および歴史的変遷を明らかにし、これまで一般化されてきた当地域の文化遺産と社会の関係を批判的に問い直すものである。遺産化された各対象遺跡について、遺跡解釈の際の根拠となる「層位」・「遺構」を遺産化前後で比較し、国立公園局によって「何」がナショナル・ヘリテージとして選択されてきたかを考察する。

収録刊行物

• 日本文化人類学会研究大会発表要旨集

  日本文化人類学会研究大会発表要旨集 2012 (0), 151-151, 2012

  日本文化人類学会

キーワード

• イスラエル
• 考古遺跡
• 文化遺産
• 歴史構築

詳細情報

• CRID: 1390001205711903232
• NII論文ID: 130005050365
• DOI: 10.14890/jasca.2012.0.151.0
• ISSN: 21897964
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • JaLC
  • CiNii Articles
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可