南大洋における植物プランクトン群集が海表面pCO<sub>2</sub>に与える影響
書誌事項
- タイトル別名
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- Effect of phytoplankton community compositions and photosynthetic features on the variability of the sea surface pCO<sub>2</sub> in the Southern Ocean.
抄録
植物プランクトン群集組成の違いは海洋表層から中深層への有機炭素輸送速度に影響を及ぼす. その中でも,海洋基礎生産の約40%を担う珪藻類の分布や光合成生理状態を把握することは地球規模の炭素循環を理解する上で重要である.しかし,このような生物的要因の変化が海洋炭素循環に与える影響を評価した研究は少ない.本研究では,2010-2011年に実施した南大洋インド洋区の観測結果を基に,植物プランクトンの群集組成と光合成特性を把握し,これら生物的要因の変化が海表面CO2分圧に与える影響について評価したので,報告する.
収録刊行物
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- 日本地球化学会年会要旨集
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日本地球化学会年会要旨集 58 (0), 272-272, 2011
一般社団法人日本地球化学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680707095936
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- NII論文ID
- 130005054299
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可