リハビリテーション医から義肢装具士の卒後教育に望むこと

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  • 芳賀 信彦
    東京大学医学系研究科リハビリテーション医学

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タイトル別名
  • Postgraduate education for prosthetists/orthotists from the viewpoint of rehabilitation doctors

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抄録

リハビリテーション(リハ)医から医療現場における義肢装具士への要望として,(1)医師·理学療法士·作業療法士等とのコミュニケーション,(2)義肢装具に関する豊富な知識の提供,(3)多様な義肢装具への対応,またはそれへのアクセスに関する情報提供,が挙げられる.リハ医の卒後教育は専門医制度と結びついており,卒後研修プログラムには「義肢」,「装具·杖·車椅子など」,「訓練·福祉機器」の項目が含まれる.臨床現場に出て数年後に,専門医試験のために臨床経験を振り返り申請書類を作成し,試験に向けて幅広い勉強をすることは意味がある.また資格更新のために学会参加等を通じて,新しい,あるいは自分の専門外の知識に触れることも役立っている.

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