後頭蓋窩開頭手術における静脈洞と骨の透見合成画像の有用性
書誌事項
- タイトル別名
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- Usefulness of Fusion Imaging of MRV Venous Sinus and Translucent Skull CT in Surgery of Posterior Fossa
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抄録
安全な後頭蓋窩開頭手術には静脈構造の術前把握が重要である. われわれは頭部CTとMRIから, 画像解析ワークステーションでCTの骨情報とMRIの静脈情報を融合させ, 縫合線などの骨の指標と静脈洞の位置関係を同時に把握できる三次元画像を作製しており, 今回, その有用性を検討した. その結果, 本法が適切な開頭, 骨削除の支援となり得ることが示され, 有用性が認められた. 本法は造影剤が不要であり, 組み合わせる合成画像を多様に多重に変えることができるため, 応用範囲も広く, 後頭蓋窩開頭手術全般に有用である.
収録刊行物
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- Japanese Journal of Neurosurgery
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Japanese Journal of Neurosurgery 24 (6), 407-412, 2015
日本脳神経外科コングレス
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679383977728
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- NII論文ID
- 130005083635
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- ISSN
- 21873100
- 0917950X
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可