リノール酸化合物の酸化挙動
書誌事項
- タイトル別名
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- Oxidation of Linoleoyl Residue of Its Esters with Hydrophobic Substance
- リノールサン カゴウブツ ノ サンカ キョドウ
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抄録
疎水性物質であるフェノール,2-ナフトール,1-ウンデカノール,ステアリルアルコール,コレスタノールとリノール酸を結合させ,リノール酸化合物を合成した.これらの合成物と市販のリノール酸,リノール酸メチル,リノール酸エチル,リノール酸イソプロピル,リノール酸コレステロールと併せて,80℃における化合物中のリノール酸残基の酸化過程を測定した.その酸化過程から酸化速度定数を算出し,速度定数とリノール酸に結合する疎水性物質の分子量の関係を検討した.測定したリノール酸残基の酸化過程は概ね自触媒型速度式を用いて表すことができた.その酸化速度定数は結合する疎水性物質の分子量が大きくなると小さくなる傾向となったが,分子量が150以上になるとほぼ同様の値となった.
収録刊行物
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- 日本食品工学会誌
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日本食品工学会誌 10 (3), 177-180, 2009
一般社団法人 日本食品工学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205743590528
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- NII論文ID
- 130005084491
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- NII書誌ID
- AA12076107
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- ISSN
- 18845924
- 13457942
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- NDL書誌ID
- 10439176
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可