ルチジン誘導体生成の反応機構に関する理論的研究

  • 石川 諒
    城西大学大学院 理学研究科, 〒350-0295 坂戸市けやき台1-1
  • 丸尾 容子
    東北工業大学工学部, 〒982-8577 宮城県仙台市太白区八木山香澄町35-1
  • 小林 啓二
    城西大学大学院 理学研究科, 〒350-0295 坂戸市けやき台1-1
  • 寺前 裕之
    城西大学大学院 理学研究科, 〒350-0295 坂戸市けやき台1-1

書誌事項

タイトル別名
  • Theoretical Study on Reaction Mechanism ofLutidine Derivative Formation

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抄録

ルチジン誘導体生成の反応機構を解明するために, B3LYP/6-31G**レベルおよび一部はMP2/6-31G**レベルで3, 5-diacetyl-1,4-dihydro-2,6-dimethylpyridine, 3,5-dibenzoyl-1,4-dihydro-2,6-dimethylpyridineおよび3,5-dibenzoyl-1,4-dihydro-2,6-diphenyl-pyridineの各ルチジン誘導体の対応するβ-ジケトンからの生成反応の反応機構をab initio分子軌道法を用いて試みた.全ての素反応について安定構造と遷移状態の構造を求めた.反応中間体であるFLUORAL-P生成の素反応について,水分子を1個加えることによりPCM MP2/6-31G**レベルでの活性化障壁が47.15 kcal/molから25.35 kcal/molへ減少することがわかった.

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参考文献 (15)*注記

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