USabcdワークショップ参加体験記─新しい超音波ベッドサイド診断のワークショップ ABCD-sonography開催へ向けて─

• 宮崎 裕也

  東京女子医科大学麻酔科学教室

• 野村 岳志

  湘南鎌倉総合病院麻酔科

• 尾崎 眞

  東京女子医科大学麻酔科学教室

書誌事項

タイトル別名

• Report on Participation in a USabcd Workshop and the Launch of ABCD-Sonography, a New Point-of-care Ultrasound Workshop

抄録

呼吸・循環を超音波で総合的に評価し診療に活かすことを目的としたUSabcd主催のエコーワークショップに参加した．心臓・腹部エコーや肺エコーを組み合わせ急変時の病態把握や治療評価を行うもので，周術期を担う麻酔科医，集中治療医にも重要と考えた．また充実したワークショップとなるようe-learningによる事前学習が準備されるなど，教育方法も特徴的であった．ハンズオントレーニングでの課題解決型学習の手法も非常に有効であった．日本国内でも呼吸と循環を合わせた超音波診断および教育方法の向上を目指し，現在，ABCD-sonographyと命名した日本版USabcdのワークショップの立ち上げを進めている．

収録刊行物

• 日本臨床麻酔学会誌

  日本臨床麻酔学会誌 35 (2), 187-191, 2015

  日本臨床麻酔学会

キーワード

• 超音波診断
• ワークショップ
• Point-of-care ultrasound

詳細情報

• CRID: 1390282679736435968
• NII論文ID: 130005087395
• DOI: 10.2199/jjsca.35.187
• ISSN: 13499149
• ISSN: 02854945
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • JaLC
  • Crossref
  • CiNii Articles
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可