当科における過去3年間の掌蹠膿疱症111例の統計学的検討

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タイトル別名
  • A Statistical Analysis of 111 Cases of Pustulosis Palmaris et Plantaris during the Past 3 Years
  • トウ カ ニ オケル カコ 3ネンカン ノ ショウセキノウホウショウ 111レイ ノ トウケイガクテキ ケントウ

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抄録

2010年から2012年までの3年間に当科を初診で受診した掌蹠膿疱症患者111例を統計的に検討した.結果は,男性38例,女性73例,平均発症年齢44歳,喫煙率62%,爪病変31%,骨関節症状45%,金属アレルギー14%であった.統計的に検定を行ったところ,骨関節症状は爪病変,金属アレルギーの既往,50歳未満での発症と合併率が有意に高かった.患者背景と治療効果の関係では,喫煙を継続している群,爪病変がある群,金属アレルギーの既往がある群,40歳代および40歳以上で発症した群では治療効果が有意に低いことが示された.

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