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- 泊 敏男
- 通商産業省
書誌事項
- タイトル別名
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- An Impact Analysis on Oil Price Shock
- ―簡単にできる価格分析―
- ―An Introductory Model for Price Analysis
抄録
1990年代前半とばく然といわれてきた原油価格の値上げが,突然イラクのクウェート侵攻を契機に早まって出現した。全世界をまきこむ石油値上げは,第1次,第2次に比較すると,日本では円高の影響もあり,前回ほどではない。しかしこの湾岸危機の進展いかんでは一段と急騰し,原油価格は高値安定になる可能性もあり,国内物価への影響は楽観を許さない。産業連関分析の価格モデルはこの場合の分析トゥールとしては最も基本的情報を提供する。業種別にみた原油値上げのインパクトはどうか,円高による相殺効果はどうか,など以下に計算方法上の問題をも含めて業種別に検討してみよう。
収録刊行物
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- Input-Output Analysis
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Input-Output Analysis 2 (1), 18-27, 1991
環太平洋産業連関分析学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680210027904
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- NII論文ID
- 130005095439
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- ISSN
- 21873208
- 13419803
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可