-
- 迫田 拓弥
- 広島大学大学院医歯薬保健学研究院応用生命科学部門外科学
-
- 村上 義昭
- 広島大学大学院医歯薬保健学研究院応用生命科学部門外科学
-
- 上村 健一郎
- 広島大学大学院医歯薬保健学研究院応用生命科学部門外科学
-
- 橋本 泰司
- 広島大学大学院医歯薬保健学研究院応用生命科学部門外科学
-
- 近藤 成
- 広島大学大学院医歯薬保健学研究院応用生命科学部門外科学
-
- 中川 直哉
- 広島大学大学院医歯薬保健学研究院応用生命科学部門外科学
-
- 佐々木 勇人
- 広島大学大学院医歯薬保健学研究院応用生命科学部門外科学
-
- 末田 泰二郎
- 広島大学大学院医歯薬保健学研究院応用生命科学部門外科学
-
- 佐々木 民人
- 広島大学大学院医歯薬保健学研究院応用生命科学部門消化器・代謝内科学
-
- 芹川 正浩
- 広島大学大学院医歯薬保健学研究院応用生命科学部門消化器・代謝内科学
-
- 石井 康隆
- 広島大学大学院医歯薬保健学研究院応用生命科学部門消化器・代謝内科学
-
- 有廣 光司
- 広島大学大学院病理診断科
-
- 城間 紀之
- 広島大学大学院病理診断科
-
- 原武 大介
- 広島大学大学院病理診断科
書誌事項
- タイトル別名
-
- Two cases of mucinous (non-cystic) carcinoma of the pancreas without intraductal papillary mucinous neoplasm
この論文をさがす
抄録
症例1は73歳,女性,膵嚢胞性病変を指摘され紹介された.CTにて膵頭部に45mm大の腫瘤性病変を認め,膵嚢胞性腫瘍を疑い幽門輪温存膵頭十二指腸切除を施行した.病理診断は膵粘液癌,T2N0M0 fStage IIであった.症例2は53歳,男性,検診の腹部超音波検査で膵尾部に嚢胞性病変を指摘され紹介された.CTにて膵尾部に47mm大の腫瘤性病変を認め,膵嚢胞性腫瘍を疑い膵体尾部脾合併切除を施行した.病理診断は膵粘液癌,T2N0M0 fStage IIであった.膵粘液癌は,その多くがIPMNを由来として発生することが知られているが,両症例とも術後病理はIPMNを伴わない,通常の浸潤性膵管癌の1亜型としての膵粘液癌であり,膵嚢胞性腫瘍が疑われたことで,EUS-FNAは施行されず,術前診断が困難であった.また,両症例に酷似する特徴的なEUS所見を認め,EUSが診断に有用である可能性が示唆された.
収録刊行物
-
- 膵臓
-
膵臓 30 (4), 600-606, 2015
一般社団法人 日本膵臓学会
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390282679615340544
-
- NII論文ID
- 130005098159
-
- ISSN
- 18812805
- 09130071
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
- KAKEN
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可