書誌事項
- タイトル別名
-
- Benthic macroinvertebrate fauna in the littoral zone of Lake Maekata, Lake Ushirokata and Lake Myôjinnuma, an interconnected sand dune lake system with a salinity gradient in Aomori Prefecture, northern Japan
- エンブン コウバイ オ モツ レンサジョウ ノ サキュウ コショウグン(ゼン ガタ ・ ゴガタ ・ ミョウジンヌマ)ノ エンガンイキ ニ オケル オオガタ テイセイ ムセキツイ ドウブツソウ
この論文をさがす
抄録
青森県の十三湖に隣接し,塩分濃度に勾配を持つ連鎖状の砂丘湖沼群である前潟・後潟・明神沼の沿岸部から84分類群の大型底生無脊椎動物を記録した。塩分濃度の違いに対応して,前潟では汽水性種が,後潟では汽水から淡水性種が,明神沼では淡水性種が優占した。イソコツブムシ属の2種は分布が異なり,キスイコツブムシ Gnorimosphaeroma chinense は3湖沼にみられたのに対して,チョウセンコツブムシ G. naktongense は塩分濃度の高い前潟ではみられなかった。本湖沼群は,塩分濃度の変化に対する生物群集の応答を明らかにするための研究場所として適している。
収録刊行物
-
- 陸水学雑誌
-
陸水学雑誌 75 (3), 179-187, 2014
日本陸水学会
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390001204062791808
-
- NII論文ID
- 130005099062
-
- NII書誌ID
- AN0024866X
-
- ISSN
- 18824897
- 00215104
-
- NDL書誌ID
- 025811503
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
- IRDB
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可