Deltopectoral approach を用いた上腕骨近位端骨折術後の<BR>橈側皮静脈の超音波による検討
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抄録
肩関節手術でのdeltopectoral approachにおいて,術後一定期間の後に経皮的に超音波を行い橈側皮静脈の血流と内腔が温存されているか健側と比較検討した.上腕骨近位端骨折に対してdeltopectoral approachを用いて手術を行い,超音波で経過観察可能であった19例19肩を対象とした.超音波断層撮影にて静脈を描出し,長軸像でカラードプラ法およびパルスドプラ法を用い橈側皮静脈を同定し血管径を測定した.同時に短軸像を描出し血管の横径 • 縦径を測定し健側と比較検討した.血管径は長軸像,短軸像横径,縦径いずれにおいても統計学的に有意差を認めなかった.また術中に虚脱した静脈は健側同様の内腔径を認めたが結紮した静脈は血管の同定ができなかった.術中に橈側皮静脈を温存した症例は,術後も健側と同等に内腔径が確保できていると考えられ,温存に努める意義がある.
収録刊行物
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- 肩関節
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肩関節 39 (2), 417-419, 2015
日本肩関節学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679736480128
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- NII論文ID
- 130005099567
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- ISSN
- 18816363
- 09104461
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可