東日本大震災による神栖市深芝・平泉地区の採掘跡地における液状化被害の分析

書誌事項

タイトル別名
  • ANAYSIS ON LIQUEFACTION DAMAGES OF HOUSES, SEWER PIPES AND ROADS DISTRIBUTED IN MINED AREAS AT FUKASHIBA AND HIRAIZUMI IN KAMISU CITY IN THE 2011 OFF THE PACIFIC COAST OF TOHOKU EARTHQUAKE

抄録

茨城県神栖市では東日本大震災により広い範囲で液状化が発生し,多くの家屋や上下水道のライフライン,道路等が甚大な被害を受けた.また,川の埋立地や砂利の掘削跡地など種々の地盤で液状化が発生した.東日本大震災の8か月後に創設された「市街地液状化対策事業」によって,地震の翌年から詳細な調査や液状化対策工法の検討が進められている.鰐川・掘割地区では,地下水位低下工法が選定され,施工が実施されているが,その他多くの砂利の掘削跡地では液状化と建物,道路,下水道の被害状況とのメカニズムが明らかでない.本論文では,今後の液状化対策に役立てることを目的として,神栖市の砂利の掘削跡地の深芝・平泉地区を取り上げ,建物,道路,下水道と液状化被害の関係を分析した結果について言及する.

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