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- 浜田 幸宏
- 愛知医科大学病院 感染制御部 愛知医科大学病院 薬剤部 Center for Anti-infective Research and Development, Hartford Hospital
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- 山岸 由佳
- 愛知医科大学病院 感染制御部 愛知医科大学病院 感染症科
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- 加藤 由紀子
- 愛知医科大学病院 感染制御部
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- 末松 寛之
- 愛知医科大学病院 感染制御部
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- 岡前 朋子
- 愛知医科大学病院 感染制御部
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- 久留宮 愛
- 愛知医科大学病院 感染制御部
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- 平井 潤
- 愛知医科大学病院 感染制御部 愛知医科大学病院 感染症科
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- 川澄 紀代
- 愛知医科大学病院 感染制御部 愛知医科大学病院 薬剤部
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- 松浦 克彦
- 愛知医科大学病院 薬剤部
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- 三鴨 廣繁
- 愛知医科大学病院 感染制御部 愛知医科大学病院 感染症科
書誌事項
- タイトル別名
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- Principal Component Analysis of Factors Affecting Methicillin-Resistant Staphylococcus aureus Isolation Rates
- シュセイブン ブンセキ オ モチイタ MRSA ケンシュツリツ ノ ヨウイン タンサク
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抄録
Methicillin-resistant Staphylococcus aureus (MRSA)は,院内感染を引き起こす極めて重要な原因菌である.我々は,2012年4月から2013年6月までに当院で分離された新規MRSA検出率と消毒量および抗菌薬使用量(AUD)について検討した.MRSA検出率は消毒量と負の相関(r=−0.34)があり,カルバペネム系薬のAUDと正の相関(r=0.61)があった.次いで,第一世代セファロスポリン(r=0.59),キノロン系薬(r=0.48)と正の相関を示した.この結果を用いて主成分分析を行ったところ,MRSA検出率に対する寄与率は消毒量が20.7%,カルバペネム系薬のAUDが12.7%であった.そのMRSA検出率に対する累積寄与率は,消毒量とカルバペネム系薬のAUDの総和で86.7%であった.新規解析法により,MRSA検出率をビジュアル化することが可能となり,MRSA検出率の低下に繋がった.<br>
収録刊行物
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- 日本環境感染学会誌
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日本環境感染学会誌 30 (4), 262-267, 2015
一般社団法人 日本環境感染学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680273643904
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- NII論文ID
- 130005102259
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- NII書誌ID
- AA12313188
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- ISSN
- 18832407
- 1882532X
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- NDL書誌ID
- 026630186
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可