書誌事項
- タイトル別名
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- A Multiple, Consecutive Pyoderma Gangrenosum Initiating at the Peristomal Site in a Patient with Ovarian Cancer
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抄録
症例は57歳の女性で,卵巣癌に対する子宮全摘,両側付属器切除後の再発巣に対し化学療法が行われていた.初回手術から約4年後に腫瘍浸潤による直腸膣瘻を認めたため,下腹部正中切開によりS状結腸人工肛門を造設した.術後4日目に正中創からの浸出液が増加し,その後,人工肛門周囲の発赤,潰瘍形成を認め,壊疽性膿皮症(pyoderma gangrenousum;以下,PGと略記)と診断,広範囲の壊死を認めたが,ステロイド軟膏塗布で術後44日目にほぼ上皮化した.その後の治療経過中に上腕ポート抜去部や末梢点滴抜針部にも特徴的な潰瘍を認め,PGと診断した.PGは炎症性腸疾患や悪性腫瘍などに合併することがあり,辺縁が隆起した特徴的な潰瘍を主症状とし,下腿前面に発症することが多い.人工肛門周囲に発症することもあるが,本症例のようにポート抜去部や末梢点滴抜針部に続発した報告はなく,その原因に関しても報告する.
収録刊行物
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- 日本消化器外科学会雑誌
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日本消化器外科学会雑誌 48 (10), 877-882, 2015
一般社団法人 日本消化器外科学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679896860032
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- NII論文ID
- 130005103244
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- ISSN
- 13489372
- 03869768
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可