網膜・視神経変性疾患における神経保護
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- 原田 高幸
- 東京都医学総合研究所 視覚病態プロジェクト
書誌事項
- タイトル別名
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- Neuroprotection in Retinal and Optic Nerve Degeneration
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抄録
我が国における中途失明原因の多くは網膜・視神経の変性疾患であり,第1位は緑内障である.緑内障のrisk factorとして高眼圧があるが,日本人の場合は眼圧上昇がみられない正常眼圧緑内障(NTG)が全体の約7割を占めるという特徴がある.NTGの病態は必ずしも明確ではないが,我々はグルタミン酸輸送体の遺伝子欠損マウスがNTGの疾患モデルとなり得ることを報告した.また同モデルを利用して,神経保護効果を示す既存薬があることを見出している.一方,神経特異的に発現するグアニンヌクレオチド交換因子であるDock3は,神経保護および視神経軸索再生を促進することが明らかとなった.以上のような我々の取り組みについて,最新の知見を交えて御紹介したい.
収録刊行物
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- 神経眼科
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神経眼科 32 (3), 234-239, 2015
日本神経眼科学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205741274880
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- NII論文ID
- 130005103869
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- ISSN
- 21882002
- 02897024
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可