プリーのMRI画像所見―LR-SRバンド異常とSagging Eye Syndromeとの関係
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- 河野 玲華
- 岡山大学大学院 医歯薬学総合研究科 眼科
書誌事項
- タイトル別名
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- Magnetic Resonance Imaging of Extraocular Muscle Pulleys: Relationship between Abnormality of LR-SR Band and Sagging Eye Syndrome
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抄録
眼球赤道部をリング状に取り囲むコラーゲンを主体とする眼窩結合組織(これを眼窩プリーと称す,以下プリーと略)は,外眼筋の走行を安定させ,かつ外眼筋の起始部として機能的な役割を担う.とくに密なコラーゲンを主体とする厚みが2~2.5 mmの外直筋と上直筋との間のプリー組織(LR-SRバンドと略)の形態と眼位との関係が注目されている.LR-SRバンドに加えて外直筋のプリー組織も加齢の影響を受けやすく,LR-SRバンドの菲薄化,伸展,断裂,さらに外直筋プリーの下垂が眼位異常を生じさせる可能性が指摘されている.なかでも,sagging eye syndromeと称されるタイプの眼位異常ではbaggy eyelid,superior sulcus deformity,腱膜性眼瞼下垂などの外眼部異常も随伴するのが特徴である.
収録刊行物
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- 神経眼科
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神経眼科 32 (3), 291-295, 2015
日本神経眼科学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680718002944
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- NII論文ID
- 130005103878
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- ISSN
- 21882002
- 02897024
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可