書誌事項
- タイトル別名
-
- Postoperative Analgesia by Continuous Wound Infiltration of Local Anesthetic in a Case of Massive Abdominal Tumor
この論文をさがす
抄録
症例は37歳女性.巨大腹部腫瘍に対して腫瘍摘出術が予定された.子宮筋腫の可能性が高く大量出血および巨大腫瘍摘出に伴うさまざまな合併症が危惧されたが,腫瘍は大きなトラブルなく摘出することができた.術後鎮痛は早期の抗凝固療法を考慮し持続創部浸潤麻酔とフェンタニル持続静注で行った.退室時疼痛の訴えはなく,術後の疼痛管理はおおむね良好であった.硬膜外麻酔困難症例に対し0.2%ロピバカインの持続創部浸潤麻酔とフェンタニル持続静注を併用することにより有用な術後疼痛管理を提供できる可能性が示唆された.
収録刊行物
-
- 日本臨床麻酔学会誌
-
日本臨床麻酔学会誌 35 (5), 607-610, 2015
日本臨床麻酔学会
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390001204757794304
-
- NII論文ID
- 130005104695
-
- ISSN
- 13499149
- 02854945
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可