要援護者を考慮したDEMによる避難シミュレーションプログラムの開発と南あわじ市阿万塩屋町中西地区におけるケーススタディ

• 小山 真紀

  京都大学大学院医学研究科

• 湯浅 亮

  国土交通省

• 奥村 与志弘

  京都大学大学院地球環境学堂

• 土肥 裕史

  京都大学大学院工学研究科

• 清野 純史

  京都大学大学院地球環境学堂

書誌事項

タイトル別名

• Development and Case Study of DEM Based Evacuation Simulation Program in Consideration of Vulnerable People

抄録

本研究では津波避難シミュレーションのモデル構築及び実際の地域への適用を行う。現在までに数多くの避難シミュレーションモデルが提案されてきたが、要援護活動を再現したものはあまり例がなかった。本研究においては、DEMを用いることで要素間に作用する力を評価することが可能かつ、要援護活動・自動車避難といった現実に則した行動の再現が可能な新規モデルを構築した。構築したモデルの妥当性の検討を行うと共に、モデル地域におけるケーススタディを行う事で、現時点における当該地域の避難計画の問題点を明らかにした。

収録刊行物

• 日本地震工学会論文集

  日本地震工学会論文集 15 (5), 5_41-5_59, 2015

  公益社団法人 日本地震工学会

キーワード

• 避難シミュレーション
• DEM
• 要援護者
• 津波

詳細情報

• CRID: 1390282680335592576
• NII論文ID: 130005105169
• DOI: 10.5610/jaee.15.5_41
• ISSN: 18846246
• Web Site: https://www.jstage.jst.go.jp/article/jaee/15/5/15_5_41/_pdf
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • JaLC
  • Crossref
  • CiNii Articles
  • KAKEN
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可