絞扼性イレウスの診断精度と治療成績
書誌事項
- タイトル別名
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- Diagnostic Accuracy and Treatment Outcome of Strangulated Intestinal Obstruction
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抄録
絞扼性イレウスは早期診断と手術適応の判断が重要である。CT診断を中心とした診断精度と治療成績について検討した。対象は2008年から2013年までにイレウスで入院を要し,悪性腫瘍,ヘルニア関連などを除いた263例とした。結果は,絞扼性イレウスの診断で緊急手術を施行した44例中41例が絞扼性イレウスで,陽性的中率は93.2%,保存治療を選択した219例中,最終的に絞扼性イレウスであった症例が8例存在し,陰性的中率は96.3%であった。診断精度としては正診率95.8%,(感度83.7%,特異度98.6%)であった。合併症による死亡は,緊急手術群の敗血症による1例のみであった。絞扼性イレウスではClosed-loop sign,腸間膜の収束・浮腫像,造影効果減弱の特徴的CT所見の陽性率が有意に高く,早期診断および治療成績向上のためには,これらの所見を確実に読影することが肝要であると考えられた。
収録刊行物
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- 日本腹部救急医学会雑誌
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日本腹部救急医学会雑誌 35 (5), 543-548, 2015
日本腹部救急医学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204738725248
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- NII論文ID
- 130005106491
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- ISSN
- 18824781
- 13402242
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可