書誌事項
- タイトル別名
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- A Case of Umbilical Metastasis from Sigmoid Colon Cancer Presented with Repeated Omphalitis
- 症例 臍炎様症状が診断の契機となったS状結腸癌臍転移の1例
- ショウレイ セイエン ヨウ ショウジョウ ガ シンダン ノ ケイキ ト ナッタ Sジョウ ケッチョウ ガンセイテンイ ノ 1レイ
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抄録
悪性腫瘍の臍転移はSister Mary Joseph's noduleと呼ばれ,予後不良な徴候として知られている.今回,臍炎様症状が診断の契機となったS状結腸癌臍転移の1例を経験したので文献的考察を加えて報告する.症例は90歳,女性.臍部の発赤を主訴に前医を受診,臍周囲炎の診断にて処置を繰り返していたが改善しないために,2週間後に当科へ紹介受診された.触診で臍部に約2cm大の硬結を触知し,浸出液と悪臭を認め,悪性腫瘍の臍転移を疑い生検し腺癌の臍転移と診断された.全身精査にてS状結腸癌の臍転移,肝転移と診断された.開腹所見と病理組織学的検査より,臍転移の転移様式は血行性転移が最も疑われた.治療は,患者が超高齢者でありQOL改善目的でS状結腸切除+臍切除を施行した.退院後は対症療法が中心となり,6カ月後に死亡した.臍腫瘤を認めた場合,本症を念頭に置き早期診断・治療を行うことが重要である.
収録刊行物
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- 日本臨床外科学会雑誌
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日本臨床外科学会雑誌 76 (4), 838-843, 2015
日本臨床外科学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204851873536
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- NII論文ID
- 130005106563
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- NII書誌ID
- AA11189709
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- ISSN
- 18825133
- 13452843
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- NDL書誌ID
- 030764404
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可