内視鏡的に止血し得た小腸静脈瘤破裂の1例
書誌事項
- タイトル別名
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- RUPTURE OF SMALL INTESTINAL VARICES TREATED BY ENDOSCOPY
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抄録
症例は56歳,男性.慢性膵炎急性増悪のため他院に入院中であったが,大量の消化管出血と貧血の進行を認め当院に転送された.緊急で上下部消化管内視鏡をしたが,出血源は不明であった.CTで脾静脈に血栓と小腸静脈瘤を認めたが,小腸内視鏡では静脈瘤を同定できなかった.再度上部消化管内視鏡をしたところ,胃切除後(Billroth II法再建)の吻合部近傍に異所性静脈瘤を認め,内視鏡的静脈瘤結紮術(endoscopic variceal ligation;EVL)およびポリドカノールの周囲粘膜への注入により止血した.その後,約1年経過したが,再出血していない.内視鏡的に止血できたことにより,侵襲の高い手術を回避することができた.
収録刊行物
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- 日本消化器内視鏡学会雑誌
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日本消化器内視鏡学会雑誌 57 (11), 2519-2523, 2015
一般社団法人 日本消化器内視鏡学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679199019776
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- NII論文ID
- 130005110112
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- ISSN
- 18845738
- 03871207
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可