ATLに合併した肝クリプトコッカス症の1例

DOI PubMed
  • 鈴木 俊幸
    独立行政法人地域医療機能推進機構九州病院内科
  • 一木 康則
    独立行政法人地域医療機能推進機構九州病院内科
  • 上平 幸史
    独立行政法人地域医療機能推進機構九州病院内科
  • 赤嶺 摩依
    独立行政法人地域医療機能推進機構九州病院内科
  • 飯田 真大
    独立行政法人地域医療機能推進機構九州病院内科
  • 小川 和広
    独立行政法人地域医療機能推進機構九州病院内科
  • 藤澤 聖
    独立行政法人地域医療機能推進機構九州病院内科

書誌事項

タイトル別名
  • A case of hepatic cryptococcosis complicated by adult T-cell leukemia

この論文をさがす

抄録

80歳代の女性．黄疸をともなう肝機能異常，末梢血白血球増多などのため紹介入院．HTLV-I抗体陽性，末梢血フローサイトメトリーにより成人T細胞白血病と診断．またCTにて右肺上葉に空洞をともなう浸潤影を認め，喀痰検査などにて肺クリプトコッカス症と診断した．黄疸をともなう肝障害については生前に確定診断できず，死後のネクロプシーにて肝クリプトコッカス症と診断した．肝障害を初発症状とする同症はまれであるため報告する．

収録刊行物

キーワード

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ