書誌事項
- タイトル別名
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- A Case of Failed Back Surgery Syndrome Treated with Repeated Epiduroscopy for a Long Period
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抄録
患者は71歳の男性.4年前,腰部脊柱管狭窄症による左腰下肢痛に対して,椎弓切除術を受けて痛みは軽快した.その後,痛みが再発したため,当科を受診した.痛みはL5およびS1神経根痛であり,硬膜外ブロックと神経根ブロックの効果は一時的であったため,硬膜外腔内視鏡を行った.L5-S1椎間レベルで癒着があり,左L5椎間孔付近では高度であった.慎重に癒着剥離および局所麻酔薬とステロイド注入を行い,痛みは軽減した.その後の6年間で,下肢の神経根痛の増強時に硬膜外腔内視鏡の繰り返し施行を計6回行った.痛みの軽減も初回と同様に得られ,合併症も起こっていない.
収録刊行物
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- 日本臨床麻酔学会誌
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日本臨床麻酔学会誌 35 (7), 819-823, 2015
日本臨床麻酔学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679736785664
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- NII論文ID
- 130005112790
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- ISSN
- 13499149
- 02854945
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可