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- 小林 謙一郎
- 東京都立墨東病院感染症科
書誌事項
- タイトル別名
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- Questionnaire Study of Needlestick Injuries and Hepatitis B Vaccination in General Dental Practices
- シカ シンリョウジョ ニ オケル ハリサシ ・ セツソウ ト Bガタ カンエン ワクチン ノ セッシュ ジョウキョウ ニ カンスル チョウサ
- Questionnaire study of needlestick injures and hepatitis B vaccination in general dental practices [Article in Japanese]
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抄録
歯科診療所における針刺し・切創の実態や,B型肝炎ワクチンの接種状況は明らかではない針刺し・切創を原因とする血液・体液媒介性感染症の予防を目的とし,実態を把握するためアンケート調査を行った.東京都墨田区内の歯科診療所に勤務する医療従事者(歯科医,歯科衛生士,歯科助手)を対象とした.墨田区内130施設中69施設よりアンケート調査票を回収し,計97名(歯科医師74名,歯科衛生士13名,歯科助手10名)の回答を得た.歯科医師の70.3%,歯科衛生士と歯科助手を合計した中の77.2%が針刺し・切創を経験していた.歯科医師は,診療中の麻酔用注射針による針刺しが多く,歯科衛生士や歯科助手では,針刺し・切創の原因器材や状況は様々であった.歯科診療所に勤務する医療従事者のB型肝炎ワクチン接種率は59.4%であった.歯科衛生士,歯科助手,50歳以上の歯科医師において特にB型肝炎ワクチンの接種率が低かった.また,針刺し・切創発生時に適切な対応(流水による創部の洗浄と病院の受診)を行ったものはわずか9%であった.歯科診療所では,多くの医療従事者が針刺し・切創を経験しているが,B型肝炎ワクチンの接種率や針刺し・切創発生時の対応は十分ではない.<br>
収録刊行物
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- 日本環境感染学会誌
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日本環境感染学会誌 30 (5), 348-353, 2015
一般社団法人 日本環境感染学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205297003776
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- NII論文ID
- 130005113140
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- NII書誌ID
- AA12313188
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- ISSN
- 18832407
- 1882532X
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- NDL書誌ID
- 026761685
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可