日本産フリージアに発生する条斑壊疽症状について―病原ウイルスの探索―

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タイトル別名
  • Occurrence of Chlorotic Necrotic Streak Symptom of Freesia in Japan -Searching for Causal Virus-
  • ニホンサン フリージア ニ ハッセイ スル ジョウ ハン エソ ショウジョウ ニ ツイテ : ビョウゲン ウイルス ノ タンサク

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抄録

徳島県那賀郡那賀町および東京都八丈町で栽培されているフリージアで葉にかすり状の退緑または条斑壊疽 (Chlorotic necrotic streak: CNS) 症状を呈する株が多数認められた。そこで,2011年から2013年にかけて,CNS症状株を中心に様々な病徴を呈するフリージア469株と大部分が外観健全な市販品 (鹿児島県産及び東京都産) 55株の計524株について感染ウイルスに関する調査を行った。その結果,BYMVが278株,FreMVが361株,FreSVが113株から検出され,CNS 症状は3種ウイルスの単独感染株より複合感染株に多く見られる傾向があった。

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