EUSガイド下ドレナージが有用であった小児膵仮性嚢胞の1例

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  • Endoscopic ultrasound-guided cystogastrostomy for successful drainage of pancreatic pseudocyst: a pediatric case report

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抄録

15歳男児.急性リンパ性白血病で11歳時に化学療法を開始し,薬剤性膵炎を発症した.膵仮性嚢胞が出現し,その後12cm大まで増大し心窩部違和感と門脈圧亢進症を認めたため,EUS下膵嚢胞ドレナージ術を施行した.経過は良好で1年後の現在も再発は認めていない.近年EUS下膵嚢胞ドレナージは手技の安定化が報告されており,小児の膵仮性嚢胞に対しても選択肢の1つとして考慮すべきである.

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