EUS-FNABで診断した食道MALTリンパ腫の1例

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  • A case of esophageal mucosa-associated lymphoid tissue lymphoma diagnosed using endoscopic ultrasound-guided fine-needle aspiration

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抄録

症例は65歳男性.上部食道に粘膜下腫瘍を認め鉗子生検では確定診断に至らなかったため,超音波内視鏡ガイド下穿刺吸引生検(EUS-FNAB)を施行し,MALTリンパ腫と診断した.PET-CTで左内腸骨動脈周囲のリンパ節腫大があり,腹腔鏡下骨盤内腫瘍生検を施行したところ,食道病変と同様の組織であった.化学療法を勧めたが希望せず,厳重経過観察の方針となり診断から39カ月間増大なく経過している.

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