ITB療法(髄腔内バクロフェン投与療法)の効果と装具
書誌事項
- タイトル別名
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- Influence on lower limb orthosis after intrathecal baclofen therapy
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抄録
神経原性の下肢麻痺では,痙縮の増悪により歩行障害が進行し,日常生活動作(ADL)の低下を引き起こす可能性が高い.髄腔内バクロフェン投与療法(ITB療法)は重度の痙縮に対する有効な治療法であり,術前後の痙縮変化に応じた歩行トレーニングが重要となる.歩行トレーニングでは,下肢機能の変化に応じた運動療法を進め,下肢装具療法を再考すべきである.ITB療法の効果を高めるために,運動機能に関する評価項目の選択や装具療法への再取り組み方法を含めた術後リハビリの指針を確立していくことが必要と考える.
収録刊行物
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- 日本義肢装具学会誌
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日本義肢装具学会誌 31 (1), 11-15, 2015
日本義肢装具学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204540984704
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- NII論文ID
- 130005120571
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- ISSN
- 18840566
- 09104720
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可