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- 河端 秀明
- 京都第二赤十字病院緩和ケアチーム
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- 西川 正典
- 京都第二赤十字病院緩和ケアチーム 同歯科口腔外科
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- 猪田 浩理
- 同歯科口腔外科
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- 田中 章夫
- 同歯科口腔外科
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- 柿原 直樹
- 京都第二赤十字病院緩和ケアチーム
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- 多賀 千明
- 京都第二赤十字病院緩和ケアチーム
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- 小東 睦
- 京都第二赤十字病院緩和ケアチーム
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- 中村 光男
- 京都第二赤十字病院緩和ケアチーム
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- 長谷川 知早
- 京都第二赤十字病院緩和ケアチーム
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- 神田 英一郎
- 京都第二赤十字病院緩和ケアチーム
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- 西村 暢子
- 京都第二赤十字病院緩和ケアチーム
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- 中川 ゆかり
- 京都第二赤十字病院緩和ケアチーム
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- 西谷 葉子
- 京都第二赤十字病院緩和ケアチーム
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- 能勢 真梨子
- 京都第二赤十字病院緩和ケアチーム
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- 浅野 耕太
- 京都第二赤十字病院緩和ケアチーム
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- 佐久間 美和
- 京都第二赤十字病院緩和ケアチーム
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- 藤村 恵子
- 京都第二赤十字病院緩和ケアチーム
書誌事項
- タイトル別名
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- Increased Cooperation with Dentistry by the Palliative Care Team
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抄録
当院では歯科医師が緩和ケアチーム(PCT)の一員として活動を共にしている.2009年から2014年までに当院PCTが介入したがん患者127例のうち,17例(13.3%)に口腔内の症状を認め,PCTで治療方針を検討した.口腔内の痛み,口腔乾燥,味覚異常,舌苔付着,唾液過多,食思不振,および開口障害に対し専門的治療を行い,全例に口腔内所見の改善が得られ,16例(94%)に症状の改善を認めた.歯科医師のPCT加入は介入患者の症状緩和に有効であり,チーム員の口腔に対する意識も向上した.またPCTによる口腔内観察は,患者のQOLの改善に寄与するだけでなく,医療スタッフの口腔への関心を高める効果も期待される.さらに多診療科連携を深めることにより,より質の高い緩和ケアを提供できるものと考える.
収録刊行物
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- Palliative Care Research
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Palliative Care Research 11 (1), 901-905, 2016
日本緩和医療学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205258751744
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- NII論文ID
- 130005122792
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- ISSN
- 18805302
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可